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「Sukurappu ando Birudoプロジェクト 道が拓ける」
プレスリリース
フライヤー
2017年7月29日(土)—8月27日(日)
毎週水曜日休み
Open:
7/29 18:00-
7/30 ~ 8/27 14:00ー20:00 (道の通行は24時間開放)
Opening reception(完全招待制)
2017年7月29日(土)16:00­—17:30
「Chim↑Pom通り竣工式」 17:00
会場:キタコレビル 東京都杉並区高円寺北3-4-11
MAP
FEE:FREE(道の通行)、¥500(展覧会鑑賞)
主催:Chim↑Pom Studio
共催 : Garter gallery
協力:株式会社TANK、株式会社PARCO、株式会社 昭和ネオン、歌舞伎町振興組合

 

この度Chim↑Pomは、2016年秋に歌舞伎町で開催した個展「また明日も観てくれるかな?」の続編となるいくつかのイベントの開催と、書籍の刊行をいたします!!! 会場は高円寺キタコレビル! 新作個展「道が拓ける」の一環として、また、スクラップ&ビルドをテーマにした本プロジェクトの後半戦として、建築家・周防貴之と共同で会場内に「道」を製作。プライベート空間内のパブリックスペースとして、24時間無料で一般に開放いたします(「道」以外の作品鑑賞は有料となります)! 会期中にはパフォーマンスイベントも開催予定! 会場で先行発売される、プロジェクトの全貌を収めた書籍『都市は人なり』(Chim↑Pomによる初のまとまった都市論となります!)とともに、ぜひともご高覧ください!
イベント「東京♡道♡ストーリー」
書籍「都市は人なり」
展覧会「また明日もみてくれるかな?」
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道の開通にあたって

この度、平成29年度より着手して参りました「道」が、東京・高円寺のキタコレビルに開通する運びとなりました。《Chim↑Pom通り》と命名したその道は、一般開放は24時間、近隣の公道や私道から、誰でも無料でご利用いただけます。

キタコレビルは、推定で築約70年、2棟の建物をつなぎ合わせてひとつとなって以来、霊能者による施設、風俗施設、廃墟、バーコンプレックス、ファッションビルなど、多様な経歴を経ながら、常に入居者たちによる増改築がDIYで進められてきた、見た目はバラックのような建造物です。2014年からはChim↑Pomもスペースを借り、自らのスタジオ、ギャラリー、ショップなどを運営してきました。

Chim↑Pomと建築家、周防貴之[すおうたかし]が共同で「道」を開通する場所は、そもそも2棟だった建物の間の、かつては道が存在していたと思われるところです。そこに再生するかたちで整備されました。が、屋内として使用されてきた長年の歴史もその風景に含まれるため、パッと見では、私的な空間なのか公的な場所なのか曖昧なまま施工されています。

 いうなれば、プライベート空間の中にできた公共空間。そんな道として、今後ともChim↑Pomと不特定多数の皆様とで育てていけたらと思います。

ちなみに、Chim↑Pomは、かねてより公共空間やパブリックアートなどの私的利用を無断で繰り返してきたアーティストコレクティブとして知られており、公共という概念に関しては少なからぬ思いあると自負しております。ですので、いまのところはこの《Chim↑Pom通り》の利用にあたってのルールは設けるつもりありません。が、隣人、キタコレビルのほかの住人、当のChim↑Pomがさすがに必要だろうと判断した場合、随時ルールを設定する予定です。

 自動車が通れる広さはありませんが、混雑時には速度制限を設けるかもしれません。

 火災の危険が感じられた場合、路上喫煙を禁止するかもしれません。

 あまりにセンスのない張り紙や落書きが横行した場合、「張り札」と「器物破損」を禁止するかもしれません。

 パトロールを強化するほど暇ではありませんが、公共を謳う以前に、そもそもここは賃貸物件ですので、大家さんの気持ちを忖度する可能性は十分あります。

また、「道」のオープンに際しまして、展覧会形式のオープニングイベントを催します。

 これは、2016年に新宿の歌舞伎町商店街振興組合ビルで開催されたChim↑Pomの個展「また明日も観てくれるかな?」を前半戦とすると、その後半戦として開催される、現在の東京で乱発する「スクラップ&ビルド」をテーマにした展覧会です。Chim↑Pomは、この一連の活動を「Sukurappu ando Birudoプロジェクト」と名づけました。

「また明日も観てくれるかな?」展の終了後、ビルから撤去されることなく解体工事とともに半壊、あるいは全壊した作品の残骸が、本展のための新作の素材となり、キタコレビルもDIYな工事によって作品の一部となりました。

 公的な側面と頑丈なコンクリート造りを有していた歌舞伎町商店街振興組合ビルに対し、180度真逆の側面しかないキタコレビルは、プロジェクトにギャップと矛盾をもたらしつつも、そう遠くない未来にあるだろうビルの解体に向けて、ある意味、プロセスの場としても提案されます。

 そして、いくつかの作品は、この展覧会で最終形として完成されるわけではなく、その時や会期終了を待つことで、完成品として日の目を見ることになる予定です。

 とくに《Chim↑Pom通り》は、このオープニングイベントを機に、それ以降、皆様にどう利用されていくか。それ次第で性格を変化させるでしょう。

皆様のお越しと道のご利用を、心よりお待ちしております。

Chim↑Pom